こんにちは。

ちょこちょこですが、購入したアウトドア商品のレビューを記事にしていきたいと思います。
中級キャンパーの私のような者のレビューですが、どなたかの参考になれば幸いです。





さて、先日ワイルドワンに買い物に行った際に、お？！と気になる商品がありました。

これは懐かしい！
ワイルドワンのオリジナル商品は多数ありますが、数年前に購入したコット（キャンパーズ　ベッド）のニューモデルが発売されているではないですか。


名前は「CAMPERS BED 2」　価格は4320円（税込）

まぁ、このモデルの旧型は値段2150円（税込）で大変安かったのですが、組立てが非常にストレスでした。



その辺の事情や、新旧モデルの比較や新モデルになっての進化などをご紹介します。











まずは基本スペックから。

●スペック
　
　　　
旧型　価格（税抜）2000円　重量3.70kg　サイズ183cm×57×高さ19　素材（本体）スチール　（脚）スチール　（シート）ポリエステル

新型　価格（税抜）4000円 重量3.75kg サイズ190cm×62×高さ20　素材（本体）アルミニウム　（脚）スプリング鋼　（シート）ポリエステル


もう既に旧型は売っていないので、比較しても仕方ないとは思いますが、スペック上で特に変化した部分が「価格」と「素材」です。
素材はスチールからアルミニウムに変更され質感がとても向上しました。
価格が約２倍になったのは、素材の変更もありますが、組立てのギミックが大幅に改善されたことで、「高い」という気はしません。





●新モデルの組立て

新モデルの最大の特徴が、フレームが最初からシート内に収まっていることです。




旧型はポールが全部で８本あり、それを組み合わせて２本のフレームにしてからシートへ通しますが、新モデルはその手間を省略しています。

旧型を使用していた方からすれば、大幅な進化と言えます。

旧型はこのフレームを組み立てる作業が一番の手間であり、ストレスでした。

特に夜間の設営ではうまくシート内に入らないためにイライラします。



新型のフレーム部分（折り畳まれた状態）





新型のフレーム部分（開いた状態）






フレームを広げたら、脚フレームをフレームの穴に入れます。

大幅に進化したキャンパーズベッドですが、最後の組立て行程である脚フレームを装着する部分の”固さ”は全モデルゆずりの難所と言えます。


とにかく、固い！　成人男性でも力を入れないとはまりません。



写真は旧モデルですが、新モデルはさらに固いように感じました。

小学校の高学年男子児童でなんとかできるかなという感じです。



実際の左手はプルプル震えています。





装着後の状態






固いのは脚フレームを安定させてるために必要なので、仕方のないことかと思います。
もし、力がいらない組立てにするなら、パーツの増加やコスト高になるので、許容できるギリギリのところではないでしょうか。






●新旧の比較



幅５cm、長さ７cmもサイズアップしましたが、この微妙なアップが寝心地を向上させてくれました。
標準的な寝袋がずり落ちることもなく、寝返りも問題ありませんでした。
我が家の６歳の息子は快眠して、朝起きても体の痛みもなく絶好調でした。

また高さが20cmと低いので万が一の落下しても安心できます。






裏面を見ると、脚フレームの固定位置がサイドに広がっているのがわかります。






収納した状態



付属する収納袋はサイズは違いますが、素材やデザインは同じでした。
新旧の袋を交換しても、どちらのベッドも収納できます。
ワイドな持ち手部分は肩にもかけられるので持ち運びも楽にできます。（少し重いですが・・）




●最後に


《コスト重視の低価格帯モデルかもしれないが・・・》

旧型を経験した私からすると、この大幅な進化（特に設営の簡素化）は大変魅力的でした。
旧モデルは設営が面倒だったため出番は少なく、たまにインナーレス仕様の設営をする際に使用していた程度ですが、新モデルは普段から気兼ねなく利用できるのではないでしょうか。

価格は倍になったものの、それでもコストパフォーマンスは高く旧型のデメリットを”値段が高い”と思わせることなく、上手く解決しているところに感心させられました。




《それでも考慮する部分もある》

女性や腕力に自信の無い方はこのモデルを回避した方がよいと思われます。
上で説明した脚フレームの固さは尋常ではありません。（言い過ぎかもしれませんが）
脚フレームを入れる穴は8カ所、体重をかけて入れる部分はその内半分の4カ所あります。

もし、女性だけでキャンプに行くのであればオススメはできないです。
もちろんコツを掴んで上手く組み立てできる方もいると思います。
ワイルドワンに展示している商品の組立て体験をしてから購入したほうが無難かもしれません。






私は、あまりブランドに拘りはないので、良いものはどんなメーカーでも良いと思えば使います。
ちなみにワイルドワンブランド（テンマクは除く）の商品で個人的な一番のヒットはソロ用のマット（手押しポンプ付き）です。
軽量、小型でマットの端に着いた手押しポンプで楽に膨らむので、キャンプ、車中泊、登山とほとんど毎回使っています。
空気漏れも未だになく、オススメの１つです。


このような低価格帯でも魅力的な商品はまだまだあると思いますので今後もチェックしていきます！！










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