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gear impression vol.2 トランギア トライアングルグリッド2

   

トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25


gear impression シリーズ第2回目。
今回は、少し地味だが、その役割は非常に大きいアルコールバーナー用のゴトクです。


紹介するのは、トランギアのアルコールストーブTR−B25用ゴトク「トライアングルグリッド2型(TR−P302)」
TR−B25の専用ゴトクとして発売されたTR−P301の後継モデルで、以前のモデルよりもトライアングルの形状はそのままに、組み立て方や肉抜き加工をすることでの軽量化など進化しています。


素材はステンレス製で重量は58g、価格は1900円(税抜)。

ステンレスの切り口は非常に滑らかな仕上げをしており、誤って指を切ったりすることはなさそうです。
重量については、個人的には十分軽いと感じますが、普段使用しているエバニューのチタン製ゴトクと比較すると、その大きさもあってかズッシリ感がします。
さらに軽量なモデルを好むのであれば、TR−P303TIというチタンモデル(34g 4500円(税抜))がおすすめです。


トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25
本体の収納用に専用の袋が付属
袋の大きさは余裕があるので、出し入れのストレスはなく他にライター等も入れることができます。




では、使用してみてどうなのか、休日を利用して色々と使ってみました。

自分はこのゴトクをキャンプやハイキングで利用したいと思っていますので、持っているクッカー類をこのトライアングルグリッドに合わせてみました。


その中で、面白い組み合わせも発見することができました。
それが、このスノーピークのチタンマグ450を載せてみると、なんともピッタリとはまる。
トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25
ちょうどゴトクのスリットが入った部分にマグのカーブがぴったりとはまり、これ以上ない安定感をもたらします。

トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25

トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25
正しい使い方ではないでしょうが、マグカップを安定した状態セットして湯を沸かすことができます。
ただ、シエラカップについてはゴトクの幅がシエラカップの底より広いので、火にかけるのは難しいと思われます。




なお、自分はトランギア用のアルコールストーブ「TR−B25」を所有していないため、エバニューのチタンアルコールストーブで使用する前提で購入しました。
アウトドアショップでどちらも展示していたので、フィッティングを確認して購入できたのが幸いです。

エバニューのチタンアルコールストーブとの相性は”高さ””幅”ともピッタリですね。
トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25

トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25

トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25



特に思ったのが、このゴトクはマグカップ以上の大きなクッカーとの相性が素晴らしいことです。
エバニューのチタニウムクッカー(0.6L)を使用するには最適でした。
トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25
調理時の安定感があって、誤ってクッカーを滑り落としてしまう可能性も低くなりそうです。




実は、今回このトライアングルグリッドを購入した最大の理由があります。

それは、アルコールストーブで炊飯をするというもの。

昨年アルコールストーブの世界に入ってから、すっかりその魅力にはまってしまいました。
ハイキングでは、いつもはお湯を沸かしてコーヒーやフリーズドライに使ってきましたが、これで白米を炊けたら面白いんじゃないか?
山でホカホカのご飯を食べられたらどんなに幸せなのだろうと考えるようになったのです。

ご飯を美味しく炊くには面積が広いクッカーが重要ですが、以前から使用しているゴトクでは小さすぎて安定感が今ひとつでした。
そこで、このゴトクに注目しました。


そして、炊飯をするにあたってもう一つ重要なのが、熱源となるアルコールストーブ。
詳しくはまだご紹介できませんが、友人が作製しているハンドメイド品を使用します。
とても軽量で、燃費性能がずば抜けていて、安定燃焼までの時間が早いなど、その完成度の高さには脱帽です。
さらに、”ある装置”によりアルコールストーブなのに”とろ火”を可能にしているため、炊飯には最適なストーブ。


このアルコールストーブ、クッカー、ゴトクを組み合わせて炊いたご飯がこちら
トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25
室内での炊飯のため条件は良すぎますが、それでも炊き上がりは完璧でした。

アルコールストーブでの炊飯といえば、トランギアのアルコールストーブにメスティンの組み合わせで作られる方が多く、いわゆる「オート炊飯」として火力を調整しないで炊き上げるのが有名ですが、これも負けないくらい美味しくできました。


今回は作り方を簡単に紹介します。
1.洗米した米1合と水200mlをクッカーに入れる。
2.アルコールストーブに燃料を30mlいれ、着火後にトロ火にしてそのまま放置。
3.燃料が燃え尽きて消火後に10分蒸らしたら完成です。


少し本題より脱線してしまいましたが、アルコールストーブを利用してクッカーでの煮炊きをするならば活躍できるゴトクだと感じました。
湯を沸かすだけならオーバースペックかもしれませんが、分解するとコンパクトになるので一つあっても良いかもしれません。
なによりもマグやクッカーの安定感が増すだけで、調理の際の余裕が生まれるのが嬉しく思います。


少しだけ登場したハンドメイドのアルコールストーブは友人の努力の結晶なので、自分も簡単な紹介はできません。
いつかOKいただけたときにご紹介できればと思いますね。

トランギア trangia トライアングルグリッド2 アルスト B25


最後までありがとうございました。




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