たまには、ちょっとした番外編を記事にしたいと思います。





少し前に岩手県大船渡市でキャンプをした際の出来事。



自分は急いで準備をして岩手に向かったため、すっかり薪を忘れていました。


大船渡で購入すればいいかと楽観的に思っていましたが、大船渡のホームセンターでは売り切れ。


さすがに、バーベキューの季節でもないので、在庫はなかったようです。

まぁ、当然のことです。

この時期に大量の薪が置いてあったら、売り場担当は間違いなくプロキャンパーです　笑



一応もしかしたらと思い、もともと薪を置いてあった売り場を確認しましたが、物の値札すらなく諦めて帰ることに。


が、しかし！帰り際に不思議な物を発見しました。







発見したのは「オガライト」と言われる燃料です。

すぐにネットで検索したところ、オガクズを固めて作った燃料で、昔から薪の代用として風呂を沸かすのに使用されていたとのこと。

原材料はオガクズのみで、熱で圧縮成型しているようで添加物もなし。


皆さんはご存知かもしれませんが、私は知りませんでした。



そこで、もしかしたらこれで焚火できるんじゃね？！と考えるわけですね。


価格は１５kgで１０００円程でしたので、人生経験のために購入。




結局、大船渡のキャンプでは使用する機会がないまま開封もせず持ち帰りました。



そして先日の平筒沼キャンプ。

薪も少なくなったことと、ずっと車に積んだままのオガライトを早く処分したいと思い、焚火に焼べてみました。



太くて重いオガライト。
太さ５cm、長さ５０cmほどで、重量は同じ体積の薪と比較すると３倍〜５倍ほど。
まさに大きな”ちくわ”でした。



そのままでは焚火台からはみ出るので、手斧で小さく輪切りにして焼べたところ、以外にも火付きが良い！
そして火持ちもなかなかのも。





○利点
　・燃焼時間を考慮すると低コストである
　・火付きがよい
　・燃焼時間が長い
　・燃焼後の灰も少ない
　・体積が小さい
　・火の粉がほとんど飛ばない（燃料が弾けない）

　
△欠点
　・重量が重い（薪の３倍以上）
　・雰囲気が出ない（薪のようにパチパチとする音が出ない）



個人的に利点は多いように感じました。
とにかく重いので、車が乗り入れ可能なキャンプ場向きです。


それから、雰囲気はまったく出ません・・

とにかく火を見られるなら、とにかく暖さえとれればOKであれば選択肢に入れてもいいかもしれませんね。
火の粉が飛ばないので、ダウンに穴開けるのも防げる？！かも。


それか、薪とオガライトを同時に焼べて「ハイブリット焚火」という方法で、雰囲気と燃費の両立など。


私は、薪は自宅や親戚宅から調達するので、オガライトは今回が最後になると思います。



平筒沼では、一晩の焚火で３本しか使わなかったため、まだまだ残ってますので、次回もオガライトのハイブリット焚火を楽しみたいと思います。





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