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大人の自由研究〈アルコールストーブ編〉

   

エバニュー Tiアルコールストーブ
火を操る幸せ。
 

(independent research:自由研究、自主的な研究 ※他にも表現できる英文はあるようですが)



ご無沙汰しております。

さて、先日、登山用に購入しましたアルコールストーブ。
自宅で燃焼テストを1回行い、その後大まかに燃料を持って宮城、秋田、岩手にまたがる栗駒山へ登山に行きました。
風も弱く、山頂でも問題なく使用することができ、無事に温かい昼食とコーヒーを味わうことができました。
しかし、ここでふと疑問に思ったことが。
登山に最適な燃料の量はどの程度持って行くのが良いのか、また水が沸騰するために要する時間はどの程度なのか。
とても気に入っているアルコールストーブ。
ガスストーブより不便かもしれないが、このじゃじゃ馬なストーブを乗りこなすために、もっと知りたい。
人間の知る欲求は尽きません。
と、いうわけで、簡単な実験を行うことにしました。




「大人の自由研究 アルコールストーブのタイプ別の燃料使用量と水の沸騰までの所要時間について」


まずは、使用器具と実験環境について

【使用器具】
1アルコールストーブ :エバニュー Tiアルコールストーブ(EBY254) 税込4,104円

2スタンド(風防兼ねる):エバニュー アルコールストーブ用スタンドDX(EBY257) 税込4,320円

3五 徳:ALストーブ用チタン十字ゴトク(EBY253) 税込1,080円

4燃料:WHITE BEAR アルコール(25-A 500ml) 値段未確認

5クッカー:スノーピーク チタントレック700 税込3,618円


【実験環境】
場所:室内
風速:0m
室温:23℃
水温:20℃

実験環境としては、アルコールストーブにとってはとても優しい環境。
本来はもっと過酷な状況になると思いますが、実験中状況が一定となるように室内にしました。


【実験方法】
今回アルコールストーブとスタンド、五徳を複数組み合わせて、それぞれの水が沸騰するまでに要する時間と使用燃料を計測しました。
全てで統一しているのが、沸騰する水は水道水500ml、沸騰前の水温は20℃。

エバニュー Tiアルコールストーブ

エバニュー Tiアルコールストーブ

エバニュー Tiアルコールストーブ



組み合わせは以下の4通りです。

1 アルコールストーブ単体での使用
エバニュー Tiアルコールストーブ


2 アルコールストーブ + 十時ゴトク
エバニュー Tiアルコールストーブ 五徳


3 アルコールストーブ + スタンドDX(パワープレートなし)
エバニュー Tiアルコールストーブ スタンドDXセット


4 アルコールストーブ + スタンドDX(パワープレート付き)
  ※パワープレートは穴が空いている円形のプレートで、寒冷時の燃焼促進に効果的なパーツです。
エバニュー Tiアルコールストーブ スタンドDXセット


実験開始です。
エバニュー Tiアルコールストーブ

1回目の実験終了後のお湯はコーヒーに。
エバニュー Tiアルコールストーブ
それ以降は食器の洗い物に利用しました。
たかが水、されど水、もったいないので、極力有効活用します。



【実験結果】
1アルコールストーブ単体 ☆沸騰9分55秒  ☆燃料30ml

2単体 + 十時ゴトク  ☆沸騰6分10秒  ☆燃料35ml

3単体 + スタンド  ☆沸騰4分30秒  ☆燃料40ml

4単体 + スタンド + Pプレート ☆沸騰4分05秒  ☆燃料45ml

※燃料使用量はおおよそです。
※HTMLで表を組めばよかったんですが、上手く反映しなかったので、そのままで。
大変見難くてすみません。


燃焼時間1位はNo.4のフルセットでの使用でした。
使用中も若干恐怖を感じるくらいの炎でしたので、最短での沸騰は納得です。
大人の自由研究〈アルコールストーブ編〉
ただ、底の面積が狭いトレック700で使用すると持ち手まで熱せられてしまい持つことが困難になってしまいました。

使用燃料が最小だったのはNo.1の単体での使用です。
必要最低限の炎が出て、ゆっくりと温めます。


どのパターンが一番最適かはそれぞれの登山スタイルによって変化しますが、自分としてはNo.2 or No.3で使用していきたいと思います。
風が弱い時は十時ゴトクのみで、風がある場合はスタンドでと使いわけを行います。
強風だったら下山しますね。
今回は室内でしたので、風や気温によって沸騰までの時間を要することが十分考えられますが、一つの参考になりました。

No.4はあまりに大火力なので沸騰は早いですが火傷する可能性が大いにありと感じました。
とてもアバウトな実験でしたが、今後の自分のために記録に残しておきます。



エバニュー Tiアルコールストーブ

エバニュー Tiアルコールストーブは超軽量で登山には最適です。
しかし、火消し蓋がないので最後まで燃焼させるしかありませんし、パッキン付きの蓋もないので燃料を入れたまま移動ができません。
この辺りはトランギアのアルコールストーブが断然便利かと思います。






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この記事へのコメント
これ面白いですね!
パワープレート…二次燃焼にターボかけるような
感じなんですかね?いやぁ凄い火力です^^
アルコールは燃焼温度が高いので早く沸くイメージ
ですが…その熱を逃がさず集中させる事が大事なのがよく分かりました。
次回はオート炊飯にチャレンジですかね^^

劇団にひき劇団にひき
2015年07月08日 09:25
☆劇団にひきさん

そうですね、まさにターボかける感じです!
プレートを熱しつつ、中央から出た炎がスタンドの横穴を通りクッカーを広範囲で熱します。
室内でやったことを後悔してしまうぐらいの豪炎でしたよ笑
火力調整ができないので炊飯や調理はコツがいりそうでした。

NAOMARUNAOMARU
2015年07月08日 21:48
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