camp log vol.23 地上の楽園(とことん山キャンプ場)
もし、あなたや、あなたの家族が温泉好きならば、こんなにも贅沢な時間を過ごせるキャンプ場はなかなかないかもしれない。
温泉好き、キャンプ好きな自分にとって、ここはまさに「地上の楽園」でした。
温泉好き、キャンプ好きな自分にとって、ここはまさに「地上の楽園」でした。
この地上の楽園の名前は、秋田県湯沢市にある「とことん山キャンプ場」
湯沢市の中心部から約30km栗駒山方面に入ったところにあるキャンプ場で決して便利な立地とは言えない。
冬には併設されたスキー場でスキーやスノーボードをしてからキャンプをすることもできる。
魅力はなんといっても入り放題の温泉。
僅かな清掃時間を除けばほぼ24時間入り放題。
しかもキャンプサイトの中心に風呂があり、近くに設営すれば1分以内に着く距離である。
つまり、到着してサイトを設営してお風呂。
夕飯の下処理終えてお風呂。
夕飯食べて、ビール片手にお風呂。
寝る前にさっぱりとお風呂。
ちょっと寝付けないな、よしお風呂。
早起きしてお風呂。
撤収完了からのお風呂。
好きな時間に好きなだけお風呂に入ることができる幸せ。
ほとんどのキャンプ場だと、1回○○○円で夜8時までなど制限があるが、そんな煩わしさから解放されるのも嬉しい。
しかも、サイト料金に入浴料も含まれており、大人(中学生以上)820円、子供410円と激安。
キャンプ場を利用しないでお風呂だけの場合は大人1回360円なので、2回入ったらほぼ元が取れるということになる。
お風呂はシンプルな作りで、入口を入ってすぐ脱衣所、その横にシャワー室があって、あとは半露天の浴槽が一つ、その下に露天風呂が2つという作り。
風呂は森の中のため、自然の中にある天然風呂に入っているような気持ち良い錯覚を味わうことができる。
今回は初夏のため、緑の木々であったが、これが紅葉の季節だったら?雪が降り積もっていたら?
想像しただけで春夏秋冬全ての季節に訪れたくなってしまった。
ちなみに自分は4回入ったが、夜中は貸切で一人優雅な時間に浸らせてもらいました。
さて、前回の記事で大雨の中、栗駒山の駐車場から脱出した自分たち親子は、今宵のキャンプ地であるここ「とことん山キャンプ場」へ向かいました。
先に下山した仲間達と、登山はせず直接キャンプ場で合流する別家族が待つキャンプ場へ向かったのですが、なにせ初めて行くキャンプ場であったため、大雨の中ナビを確認しながら進みます。
道中突然雨がピタッと止み、快晴に。
やはり山の天気は本当に気まぐれすぎる。
栗駒山からキャンプ場へ向かい途中にはスーパー等はないため、買い出しは事前に一関市内の大型スーパーで済ませていました。
小さな商店はあるものの、野菜やビールなどのみで、肉や魚は買えません。
私が買いたかったミントは手に入るわけもなく・・
ただ、この商店「稲庭うどん」の品揃えが豊富すぎるんです。
やはり本場、うどんってこんな種類あるの?と思わせてくれる大量の稲庭うどん。
機会があったら是非食べ比べてみたいですね。
キャンプ場に到着すると自分以外の皆さんは設営済み。
今回も仲間が張ってくれたタープにお世話になりました。
毎回本当にありがとうございます。
やはり大型のオープンタープは魅力的ですね。
タープはテンマクデザインのTakibi-Tarp TC wing
サイドを補助ポールで高く跳ね上げる張り方がなんともカッコイイですし、それにより大人数でも窮屈さを感じることなく過ごすことができます。
そしてもう一つ。
子ども達の秘密基地となったノルディスクのピル6。
子どもがみんなで入って遊べるテントって重要ですよね。
かくれんぼしたり、中でお絵描きしたり、本当にお世話になったテントです。
新緑の中に一張のピル。
芋虫テントとよく言われるけど、先日ある方の例えが記憶に残っています。
「クロワッサンみたいなテント」
ピルだからこその例え、なんてセンスあるんだと感動しました。
自分が所有しているノルディスクのオップランドは色も形も完全に芋虫ですので、このカラーには強い憧れがあります。
(参考:ノルディスク オンプランド 平等沼にて)
今宵もたくさんの料理が次から次へとテーブルを埋め尽くします。
料理の手際の良さ、タイミング、それら全てがすごい。
相談したわけでもないのに、それぞれメニューもバラバラで沢山の種類の料理を味わいましたよ。
まさに、トップ画像にも表した「キャンプって美味しい」の現実です。
外で食べる料理は美味しい。
たくさんの仲間と食べる料理は美味しい。
美味しいって思ってほしくて作られた料理は、美味しいに決まっています。
だからキャンプって美味しい。
自分が作ったことがない料理がいつも出てくるので、自分自身の料理のレパートリーも増えます。
なにより嬉しいのが、子どもがたくさん食べている姿を見ることができる。
いつもそんなにご飯食べないけど、今回のキャンプでも夕食も朝食もがっちりと食べていました。
ちなみにうちの子どもは美味しいって普段言わない。
さらに本当に美味しい料理のときは白目になって口に入れる癖がありますが、今回何度目にしたことか、白目でほお張る息子の姿を。
そしてボソッと小声で一言「・・美味しい」
本当にご馳走様でした。
子どもたちが寝た後は、焚火を囲んで大人たちのメローな時間を堪能。
酒を片手に、焚火をツマミにして盛り上がる。
キャンプの話、家族の話、山の話、いつも会う仲間だけど話のネタは尽きない。
きっと、この場の会話が自分の活動のベースになっているんだと思った。
あのキャンプ場良かったよと聞けば、次に行ってみようとなり、あのギアが良いと聞けば買ってしまうなんてことがよくある。
会話から自作のアイディアのヒントを得たり、山登りのモチベーションになったり、私の様々なツボをグリグリ刺激してくれる仲間達。
眠くならなければずっと話していられますね。
自分は大好きな酒を持参。
スタンレーに氷を入れて自宅から持ってきました。
ホワイトラム、ライムジュース、ソーダ、少々の砂糖でモヒートを。
ただ、肝心のミントが手に入らなったので、ミント抜きで物足りなかったのが残念。
そもそも、ミント入ってないのでモヒートではない。
夜も更けて、一人一人とテントへ入って行きます。
自分も最後に温泉に入って、体を温めてからテント内へ。
眠かったですが、最後に写真をと思い再度外へ出て撮影しました。
とことん山の星空とオップランド。
あまりの眠さに設定が適当だったので、偏集で誤魔化しています 笑
温泉のお陰と昼間の登山の疲れからか、寝袋に入ると秒殺で寝てしまった。
過去を振り返ると、キャンプで寝付けないなんてまずないなと思った。
気持ちい良い翌朝。
朝食を済ませてからは、まったりとした時間を過ごします。
(撮影:息子)
子ども達と一緒にカメラ遊び。
大人には撮ることができない、子どもだからできる発想力には参った。
撤収後に名残惜しかったが仲間達と別れ下道で仙台へと帰るのでした。
最後に...
とことん山の名のとおり、とことん遊んで、とことん温泉に入らせていただいた。
隣にはスキー場のゲレンデがある不思議な場所。
炊事棟やトイレも綺麗に整備されていました。
温泉やトイレにぽつんと置かれた蚊取り線香のちょっとした気配りが嬉しかった。
サイトは芝ではない。
場所によっては駐車場からサイトまで距離がある。
だからなんだ!汗かいたら温泉入ればいいじゃん! そう訴えかけてくる気がした。
ここには温泉入り放題という他のどんな高規格キャンプ場にはない強力なアドバンテージがある。
東北では数少ない冬も利用できるキャンプ場でもある。
私の大好きなスノーボードをして、温泉に入る雪中キャンプ。
初めて利用したが、「こりゃ冬キャンプ確定だわ」そう心の中つぶやくのでした。
一緒に行った仲間がいなければ行くことがなかったかもしれません。
仲間に恵まれたことに心から感謝するほど素晴らしいキャンプ場でした。
栗駒山登山からスタートしたキャンプは私も息子も最高の経験となりました。
普段のキャンプに+αするとさらにキャンプを楽しめます。
今回は”キャンプ+登山+温泉”とフルコースの時間でした。
次は秋の紅葉ハイク? 冬の雪中キャンプ?
準備はOKですよ。
ありがとう、また行きましょう。
820円で入れる地上の楽園へ。
こんな私ですが、ランキングに参加させていただいています☆
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湯沢市の中心部から約30km栗駒山方面に入ったところにあるキャンプ場で決して便利な立地とは言えない。
冬には併設されたスキー場でスキーやスノーボードをしてからキャンプをすることもできる。
魅力はなんといっても入り放題の温泉。
僅かな清掃時間を除けばほぼ24時間入り放題。
しかもキャンプサイトの中心に風呂があり、近くに設営すれば1分以内に着く距離である。
つまり、到着してサイトを設営してお風呂。
夕飯の下処理終えてお風呂。
夕飯食べて、ビール片手にお風呂。
寝る前にさっぱりとお風呂。
ちょっと寝付けないな、よしお風呂。
早起きしてお風呂。
撤収完了からのお風呂。
好きな時間に好きなだけお風呂に入ることができる幸せ。
ほとんどのキャンプ場だと、1回○○○円で夜8時までなど制限があるが、そんな煩わしさから解放されるのも嬉しい。
しかも、サイト料金に入浴料も含まれており、大人(中学生以上)820円、子供410円と激安。
キャンプ場を利用しないでお風呂だけの場合は大人1回360円なので、2回入ったらほぼ元が取れるということになる。
お風呂はシンプルな作りで、入口を入ってすぐ脱衣所、その横にシャワー室があって、あとは半露天の浴槽が一つ、その下に露天風呂が2つという作り。
風呂は森の中のため、自然の中にある天然風呂に入っているような気持ち良い錯覚を味わうことができる。
今回は初夏のため、緑の木々であったが、これが紅葉の季節だったら?雪が降り積もっていたら?
想像しただけで春夏秋冬全ての季節に訪れたくなってしまった。
ちなみに自分は4回入ったが、夜中は貸切で一人優雅な時間に浸らせてもらいました。
さて、前回の記事
2015/07/26
先に下山した仲間達と、登山はせず直接キャンプ場で合流する別家族が待つキャンプ場へ向かったのですが、なにせ初めて行くキャンプ場であったため、大雨の中ナビを確認しながら進みます。
道中突然雨がピタッと止み、快晴に。
やはり山の天気は本当に気まぐれすぎる。
栗駒山からキャンプ場へ向かい途中にはスーパー等はないため、買い出しは事前に一関市内の大型スーパーで済ませていました。
小さな商店はあるものの、野菜やビールなどのみで、肉や魚は買えません。
私が買いたかったミントは手に入るわけもなく・・
ただ、この商店「稲庭うどん」の品揃えが豊富すぎるんです。
やはり本場、うどんってこんな種類あるの?と思わせてくれる大量の稲庭うどん。
機会があったら是非食べ比べてみたいですね。
キャンプ場に到着すると自分以外の皆さんは設営済み。
今回も仲間が張ってくれたタープにお世話になりました。
毎回本当にありがとうございます。
やはり大型のオープンタープは魅力的ですね。
タープはテンマクデザインのTakibi-Tarp TC wing
サイドを補助ポールで高く跳ね上げる張り方がなんともカッコイイですし、それにより大人数でも窮屈さを感じることなく過ごすことができます。
そしてもう一つ。
子ども達の秘密基地となったノルディスクのピル6。
子どもがみんなで入って遊べるテントって重要ですよね。
かくれんぼしたり、中でお絵描きしたり、本当にお世話になったテントです。
新緑の中に一張のピル。
芋虫テントとよく言われるけど、先日ある方の例えが記憶に残っています。
「クロワッサンみたいなテント」
ピルだからこその例え、なんてセンスあるんだと感動しました。
自分が所有しているノルディスクのオップランドは色も形も完全に芋虫ですので、このカラーには強い憧れがあります。
(参考:ノルディスク オンプランド 平等沼にて)
今宵もたくさんの料理が次から次へとテーブルを埋め尽くします。
料理の手際の良さ、タイミング、それら全てがすごい。
相談したわけでもないのに、それぞれメニューもバラバラで沢山の種類の料理を味わいましたよ。
まさに、トップ画像にも表した「キャンプって美味しい」の現実です。
外で食べる料理は美味しい。
たくさんの仲間と食べる料理は美味しい。
美味しいって思ってほしくて作られた料理は、美味しいに決まっています。
だからキャンプって美味しい。
自分が作ったことがない料理がいつも出てくるので、自分自身の料理のレパートリーも増えます。
なにより嬉しいのが、子どもがたくさん食べている姿を見ることができる。
いつもそんなにご飯食べないけど、今回のキャンプでも夕食も朝食もがっちりと食べていました。
ちなみにうちの子どもは美味しいって普段言わない。
さらに本当に美味しい料理のときは白目になって口に入れる癖がありますが、今回何度目にしたことか、白目でほお張る息子の姿を。
そしてボソッと小声で一言「・・美味しい」
本当にご馳走様でした。
子どもたちが寝た後は、焚火を囲んで大人たちのメローな時間を堪能。
酒を片手に、焚火をツマミにして盛り上がる。
キャンプの話、家族の話、山の話、いつも会う仲間だけど話のネタは尽きない。
きっと、この場の会話が自分の活動のベースになっているんだと思った。
あのキャンプ場良かったよと聞けば、次に行ってみようとなり、あのギアが良いと聞けば買ってしまうなんてことがよくある。
会話から自作のアイディアのヒントを得たり、山登りのモチベーションになったり、私の様々なツボをグリグリ刺激してくれる仲間達。
眠くならなければずっと話していられますね。
自分は大好きな酒を持参。
スタンレーに氷を入れて自宅から持ってきました。
ホワイトラム、ライムジュース、ソーダ、少々の砂糖でモヒートを。
ただ、肝心のミントが手に入らなったので、ミント抜きで物足りなかったのが残念。
そもそも、ミント入ってないのでモヒートではない。
夜も更けて、一人一人とテントへ入って行きます。
自分も最後に温泉に入って、体を温めてからテント内へ。
眠かったですが、最後に写真をと思い再度外へ出て撮影しました。
とことん山の星空とオップランド。
あまりの眠さに設定が適当だったので、偏集で誤魔化しています 笑
温泉のお陰と昼間の登山の疲れからか、寝袋に入ると秒殺で寝てしまった。
過去を振り返ると、キャンプで寝付けないなんてまずないなと思った。
気持ちい良い翌朝。
朝食を済ませてからは、まったりとした時間を過ごします。
(撮影:息子)
子ども達と一緒にカメラ遊び。
大人には撮ることができない、子どもだからできる発想力には参った。
撤収後に名残惜しかったが仲間達と別れ下道で仙台へと帰るのでした。
最後に...
とことん山の名のとおり、とことん遊んで、とことん温泉に入らせていただいた。
隣にはスキー場のゲレンデがある不思議な場所。
炊事棟やトイレも綺麗に整備されていました。
温泉やトイレにぽつんと置かれた蚊取り線香のちょっとした気配りが嬉しかった。
サイトは芝ではない。
場所によっては駐車場からサイトまで距離がある。
だからなんだ!汗かいたら温泉入ればいいじゃん! そう訴えかけてくる気がした。
ここには温泉入り放題という他のどんな高規格キャンプ場にはない強力なアドバンテージがある。
東北では数少ない冬も利用できるキャンプ場でもある。
私の大好きなスノーボードをして、温泉に入る雪中キャンプ。
初めて利用したが、「こりゃ冬キャンプ確定だわ」そう心の中つぶやくのでした。
一緒に行った仲間がいなければ行くことがなかったかもしれません。
仲間に恵まれたことに心から感謝するほど素晴らしいキャンプ場でした。
栗駒山登山からスタートしたキャンプは私も息子も最高の経験となりました。
普段のキャンプに+αするとさらにキャンプを楽しめます。
今回は”キャンプ+登山+温泉”とフルコースの時間でした。
次は秋の紅葉ハイク? 冬の雪中キャンプ?
準備はOKですよ。
ありがとう、また行きましょう。
820円で入れる地上の楽園へ。
こんな私ですが、ランキングに参加させていただいています☆
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